面白道具の油蔵     

アブラグラで「あったらいいな」という中古の茶道具・塗り絵・画材・骨董とかバービー・和小物をリーズナブルに!

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アブラグラのオリジナル茶籠!

   

茶箱に魅せられる方はいっぱいいらっしゃると思います。というのも「○○家の茶箱」とか「自分の茶箱」などの本は沢山出ていますし、有名どころでは京都の「うるわしや」さんの茶箱の本が圧倒的に素晴らしいものを組んでいらっしゃいますね。

モチロン店長のアブママも大の茶箱ファン。雑誌の特集はもちろん色々な茶箱の本を見ては「ステキだなぁ」とフムフム+モンモンいたしております。お茶道具の一番最初の「茶掃箱」のオリジナル・メンテナンスしたお品が好評でしたので「いつか」はと思いながら試行錯誤重ねています。

そういう中で店長が以前に書道用紙の旅で北京に行ったとき見つけたのがこちらの竹細工のキッチュな箱。
ショッキングピンクと竹の素の色との「カワイイけどケバイ!」「キワ物一歩手前」というお品ですが何とかしたいと思っていましたが「いつか」じゃラチが開かない。「今でしょ!」と集中してオリジナル茶籠になんとかなれたと思っております。

まず中に紙の下貼りをして、コットン100%のバティック更紗に裏打ちをして乾燥させて1週間。茶籠用の金具を探すのに3か月ぐらいかかって「こんなところに!」というガラクタ骨董市で「釘隠し」を発見。その他モロとも価格でしたので要らない襖の取っ手やら金具やら蝶番山ほど、ホント5キロほどお買い上げいたしました。コンナもん一生使わんわ!と内心では思いましたが「金具一箱」でなきゃ買えないというもどかしさ、悔し涙が出ましたよ!金具の重さに・・・(笑い)

で、その5キロのある塊の中から釘隠しを咲かして拾うのにハッキリ言って手はボロボロ、背中と腰はギクシャク。でも紐が無きゃ作れない!紐は男性用の羽織紐の平打ちを使っています。こちらは正絹で「丈夫」です。更紗と紐を「濃紺」という日本色で合わせたかったので
カラー・コーディネイトは「JAPAN BLUE」ですが籠はチャイナ・更紗はバティック・インディアで紐だけが正真正銘のJAPANです。

アブラグラのチョイスで中身も面白いものを組みたいと意欲満々ですがトータルでセットにしたいのでお茶碗とかお仕覆も誂えになります。時間はかかると思いますがお値段以上を目指しておりますので、どうぞご期待くださいね!

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