茶箱、組み始めました。ウィーンの地図!
面白い茶箱を組みたいと思ってから月日が経ってしまいました。
アブラグラのオリジナルを追求したら「面白さ」以外には考えられない。
トラディショナルももちろん尊重して、それでいて面白いモノ。
竹籠のピンクのものを前回アップしてから
店長色々怪我などいたしまして左手使えないままでおりました。
でもその分色々組み合わせを考えたり、道具を集めたりして
世界に一つのオリジナル茶箱・茶籠は進んでおります。
進行状況を写真にてお伝えします。
まず「ウィーンの地図」のスカーフで籠の袋を作ると決めて
紺と赤の仕覆や袋で統一した茶籠です。
これを茶籠のタイトルに!
小服茶碗は赤膚焼「大塩昭山」
袋はテディベアのスカーフとインドネシアの手織り木綿です。
口開きを確認して
露結びをしてちょぼの房を作りました。
こちらは大津袋で小棗を包みます。
布はタイの有名な象の柄、黒ちりめんで滑りをよくしてあります。
『ウィーンの地図』を籠の袋にしました。
底を楕円に半返し縫いで丁寧に仕立てました。
裏はインドネシアの木綿で
さぁ、素敵な袋になってねと祈りを込めて一針一針チクチクと
菓子入れはポーセリンのジュエルケース。
こちらは金平糖ばかりではなく和三盆も入れたいなと決めました。
包むとこんな風に収まります。
完成間近になりました。
完成いたしましたら、また投稿いたしますね。