八事興正寺の花氷茶会に行って参りました。
2018/08/18
連日の40度越えの猛暑みなさまいかがお過ごしですか？
店長暑い中8月6日「興正寺」のお煎茶席に行って参りました。
お煎茶の道具というのが可愛らし過ぎて毎回垂涎の的。
今回寄り付きのお軸は「玉顔観笑水中蓮」というもの。
今年はお花屋さんでも蓮の花を探すのは大変だというのに
興正寺様にはちゃんとスっくと首を伸ばした硬いつぼみが
凛と飾られていました。
暑い中お出かけしたお客様のために寄り付きでは
名古屋風に言えば「キンキンに冷えたお水にレモンが一切れ」の
清水が義山（ギヤマン硝子）の汲み出しで出していただけ
ホッと一服で気持ちがすっと涼しくなりました。
お部屋に入ると義山の鉢に義山のお急須。
冷たい空気演出のために鉢からは雲のような霧のような
ドライアイスのの煙がたなびいてお点前も幽玄に進みました。
風炉先に見立てた花屏には早くも青い栗の実が。
秋はそこまで来ているんですね。という演出で毎回お心遣い
テーマがとても工夫を凝らされていて楽しいお茶会でした。
床には大きな滝の絵と氷柱が惜しげもなく飾られていました。
色々な角度からお煎茶道具を皆様にご覧いただけたら幸いです。
