楽しい写経と難解な紙の寸法!店長の写経ビデオ!
書道や写経といっても、どんな紙に書いたら良いかわからなくて困っていませんか?
実は店長も書道紙の全紙とか半切とかちんぷんかんぷん。
そこで今日はきちんと調べてお勉強しようと思い立ちました。
写経は大好きなので、半紙、写経用紙、御朱印帳のような折本にも写経をしてきました。
薬師寺様にも2度写経に伺い後1度行けば良い事が待っています。
薬師寺様はお檀家様を持たないお寺です。
その代わり写経をさせてくださったり、聞香をさせてくださったり、
お茶会を催してくださったりして気持ちの良いお寺NO.1だと勝手に思っています。
普段どんな風に写経を楽しんでいるか伝わったら嬉しいです。
写経は1つ書き終えたら達成感がとってもありますし、墨を擦ったり、
塗香をして両手を清めお口に丁子なんか含んでみたり、と自分の儀式みたいな
事も楽しんだいます。
私が写経している字体は隷書体というもので未熟ですが練習のし甲斐があります。
性格的にサラサラっと行きたいのですがペン字は丸文字。
せめてお習字はキッチリ伸び伸び力強くと思って始めました。
(ヘタッピーっという声が聞こえて来てますが上手なら習わないと開き直ってます)
では紙のサイズに戻りますね!
書道紙の中で最も基本となっているサイズは、四尺画仙(よんしゃくがせん)
寸法は、約69×136㎝。別名を「全紙(ぜんし)」・「小画仙(しょうがせん)」・
「四尺物(よんしゃくもの)」と呼ばれています。
「四尺画仙(全紙)」を基本として、これをタテ半分に裁断したものを
「半切(はんせつ)」・「条幅(じょうふく)」と呼んでいます。
下に12種類の紙のおおよそのサイズを載せましたので参考になさってね。
No. 紙のサイズ ふりがな サイズcm 別名称
1 2×8尺 2かける8しゃく 約60×240cm 2×8(にはち)
2 尺八屏 しゃくはっぺい 約53×234cm 中国規格のサイズ
約53×228cm 日本規格のサイズ
六尺画仙 ろくしゃくがせん
3 3×6尺 3かける6しゃく 約90×180cm 三六(さぶろく)
4 2×6尺 2かける6しゃく 約60×180cm 二六(にろく)
5 五尺画仙 ごしゃくがせん 約84×150cm 中画仙
6 四尺画仙 よんしゃくがせん 約69×136cm 全紙(ぜんし)
小画仙(しょうがせん)
四尺物(よんしゃくもの)
7 聯落ち れんおち 約53×136cm
8 半切 はんせつ 約34.5×136cm
9 八つ切 やつぎり 約17.5×68cm
10 全懐紙 ぜんかいし 約48.5×36.5cm
11 半懐紙 はんかいし 約36.5×24.5cm
12 半紙 はんし 約33.4×24.3cm
コレほど沢山の種類と呼び方があるのですから書道具屋さんで「どのサイズの紙をお探し?」と
聞かれてこれまではヘドロモドロでしたが、次回からは買いたいサイズだけメモしておくわ!
ショップでもカラフルな紙や写経テキストを扱っていますので是非ご覧くださいね!