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京都 嵐山灯篭流しとナイショの納経!

   

京都 嵐山灯篭流しと大文字焼きに行って参りました。

写経は字が上手でなくても心込めて致しましたので納経させていただきました。

店長といたしましては全く宗教心からではなく自分の気持ちをスッキリさせる
自浄作用としての写経です。前日にお手本を作っておいてミスしないで完成。

運気を上げる文字の書き方もテキスト作りで練習しましたので
バランスは悪いですが「ここをひろげるのは安定感のため」とか自己満足できます。

そして硯もお手製のもので最初に陶芸を下20年以上前に作ったもの。
その頃は双頭の犬とか作るのが好きでした。
陶芸趣味も実用品より面白い道具をつくるのが優先です。
墨は今回は金色を入れた金茶でいきました。
紫とか紺色に染められた紙に金色の墨でされた写経を見るたびため息。
もっと腕をあげたら是非とも金色で書きたいという願いを込めてのことです。

宗教的に何宗でそのお経を写経してということではなく
自分時間充実のための趣味の一つとしての写経です。
ですのでどちらのお寺に納経したかはナイショにさせてね。
お経も般若心経ではありませんでしたし、色々なお経に挑戦するのも
どこまでも「自己満足」と「自己達成感」のためです。
以前は満州のマンチュリアンに魅せられて覚えたいと思ったり
いつかはサンスクリット(梵字)もやってみたいという
ミーハー的な写経なので宗教的な見地からは「見当違い」になっちゃいます。

まず、今回はお盆休みをいただいて一度どうしてもしたかった
灯篭流しに京都の嵐山に行って参りました。

スゴイ人出で祇園祭とはまた違った凄さがありました。
並んで灯篭を1000円で、水塔婆は1枚200円で買い求め戒名などお名前や
何々家ご先祖様と書き灯篭とは別に収めご先祖様の霊を送ります。
今回はお坊様が書いてくださいました。
流れるような素晴らしい文字で「立派な家系」になったようで感激。


読経のお坊様も大勢いらっしゃったし鉦の音やお焼香の香りに包まれて
ミーハーなアブママ店長も厳粛な気持ちになれました。

交通機関の渋滞などを予想して早めに行ってスタンバイでしたので、
灯篭流しが始まるまで時間つぶしにカフェに行ったところ
ナントステキなお野菜、冬瓜の竜がいました。
こういうところがトッテモ心に響くの。

こんな風に時間を過ごし灯篭流しを見て渡月橋からは大文字焼き。
まずは左大文字がぱーっつとお山に浮かびあがりました。

灯篭が流れ始めると皆さん合掌されたりしていて心から感謝を表していました。
外国からのお客様も大勢でお名前もご自分でCarrolとかJoeとか書かれていました。
2時間の交通規制もありましたが帰りには鳥居型の大文字を見ることもできました。


お遊び系の写経は許さん!とお叱りを受けそうですが、
写経を趣味の域ですることを肯定的に書籍で書いてらっしゃる先生を
近々ご紹介したいと思います。

冬瓜の竜を見て四神に守られた平安神宮に行くように導かれた気がして
平安神宮では御祈祷も受け心身共にリフレッシュしたお盆休み!
さぁ、今日から心機一転とまではいかなくとも「今を楽しむ」気持ち
大事にしていこう!と思いました。

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