面白道具の油蔵     

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国府宮の「なおい茶会」に行って来ました。

   


稲沢市の裸祭りの締めくくりといえる「なおい茶会」
毎年「絵馬」に形の菓子皿と「なおい布」と大鏡餅のおさがりがいただけます。

お菓子は松屋長春さんの「かるかん」でとても春らしいものでした。
かるかんのふんわりさが「春」めいていてお茶席に入る前に
御祈祷をいただけるのもありがたいお茶会です。
毎年参加して12年分の干支の菓子皿を揃えたいと思っています。
お茶は毎年「なおい」の時は松尾流様が担当なさってお運びは巫女さん姿の
紅の袴の女性が何十人も一度に見れるのもとても素敵です。
また「なおい」のときは天目台でお茶が出されるので「いただき方」で
それぞれお稽古されている流派がそれとなく知れるのも隠れた人気です。
表の方は一口目を台をもったままいただき、その後台を置いて
残りを頂きます。裏の方で今日わたくしが一番素敵だなと思ったのは
ご家族でいらしていてお父様が幼稚園ぐらいの男のお子様に
古袱紗を使わせてお茶を飲ませていたことです。
また松尾流が主催をいうことで愛知県の松尾流の方が大勢いらして
お武家様風の両手を体に添わせて指を畳につく独特のお辞儀など拝見して
お客様ウォッチングもとても楽しいお茶会でした。

厄除けの「なおい布」はお守りのように車に入れて
おさがりのお餅は近々におぜんざいに入れて頂戴します。
神社のお茶会というのは必ずお席に入る前にお参りいたしますし、
こころがさっぱりする気がいたしました。

 - マメうんちく ,